肌につける場合
肌につける場合は、必ず薄めて使ってください(例外的にラベンダーとティーツリーは直接つけることができると言われていますが、それでも肌の弱い人は直接つけるのは危険です。基本的にエッセンシャルオイルは必ずキャリアオイル等で薄めると考えてください。)
内服
内服しないでください。
保管
お子様の手の届かないところに保管してください。(小さいお子様のいらっしゃる場合は、鍵のかかる箱などに保管してください)。
応急処置
目や口に入ったり皮膚に付いてヒリヒリした時は、応急処置として植物性オイルあるいはクリームをつけ、すぐに医者に連絡してください。
目の周りには使用しないでください。
妊娠中の方
妊娠中の方がエッセンシャルオイルを使うと、流産などのひきがねになることがあります。各オイルの禁忌事項を熟読の上、使用しても差し支えがないと確信したオイルのみ、通常の半分以下の低濃度でお使いください。
妊婦の方に使えないオイルの例:アジョワン、アンジェリカ、スターアニス、アニス、オレガノ、バジル、ベイローレル、カラミンサ、シダーウッド(全種類)、セロリシード、シトロネラ、クラリセージ、クローブ、クミン、フェンネル、ヒソップ、ジュニパー、ラブダナム、ラベージ、マジョラム、ミルラ、ナツメグ、パセリ、セージ、タラゴン、ホワイト・タイム、ローズマリー。妊娠初期4ヶ月までは避けたほうが良い精油の例:ローズ、ペパーミント。
てんかん、高血圧の方
オイルの中には、神経系統に影響を及ぼし、血圧を上げる性質のものがあります。各オイルの禁忌事項を熟読の上、使用しても差し支えがないと確信したオイルのみ注意してご使用ください。
てんかん、高血圧の方が避けるべきオイルの例:フェンネル、ヒソップ、ローズマリー、セージ、タイム
乳幼児・子供に対する使用
小さなお子様には、少なくとも半分以下の濃度でお使いください。以下は大まかなガイドラインです。
・1歳未満−安心して使える量は1滴のみで、精油はラベンダー、カモマイル・ローマン、カモマイル・ジャーマンのいずれかのみです。1滴を15ml程度のキャリアオイルに溶いてベビーバスに入れる方法が良いでしょう。・1〜5歳−刺激がないオイルのみ、15mlにつき2滴限度で使用します。・6〜12歳−成人の半分の濃度で使用します。・12歳以上−成人同様の濃度で使用します。※小さいお子様には、精油のような禁忌事項がない{フローラルウォーター}を使うと安心です。
光毒性
肌につけた状態で日光にさらされると植物毒性を示すものがあります(一般に柑橘系のもの)。このようなオイルは、希釈した場合でも、日光にさらされる可能性のある皮膚には使用しないでください。
光毒性を示す可能性のある精油の例:アンジェリカルート、ベルガモット(ベルガプテン・フリー(FCF)でないもの)、ジンジャー、レモン、ライム、マンダリン、オレンジ、バーベナ
その他毒性
大量に使用すると刺激が強すぎる精油があります。このような使用するときは必ず十分希釈し、連続して2週間以上使わないでください。長期使用する場合は似た効能の別の精油を交代で使用することをお勧めします。
大量の使用を避けた方が良い精油の例:アジョワン、スターアニス、アニス、バジル(エキゾチック)、ベイローレル、西インドベイ、カラミンサ、シダーウッド・ヴァージニア、シナモンリーフ、クローブ・バッド、コリアンダー、ユーカリ、フェンネル、ヒソップ、ジュニパー、ナツメグ、パセリ、ブラックペッパー、スパニッシュ・セージ、タジェット、ホワイト・タイム、バレリアン
皮膚刺激
高濃度の場合は特に人によって皮膚に刺激を感じる可能性のある精油があります。肌の弱い方は特に気をつけてご使用ください。
皮膚刺激を感じる可能性のある精油の例:アニス、バジル、ブラックペッパー、カユプテ、シダーウッド・ヴァージニア、シナモンリーフ、クローブ・バッド、ユーカリ、ジンジャー、レモン、ペパーミント、パイン、ホワイト・タイム
保管方法
精油は直射日光を避け、暗く涼しい場所で保管してください。また精油ができるだけ揮発しないよう、使用しないときは蓋をきっちりと閉めて、空気に触れないようにしてください
寿命
一般に精油の寿命は1年(圧搾で抽出された柑橘系の精油は半年)が目安ですが、保管方法によって、オイルの寿命も変わってきます。一般的に柑橘系や、揮発しやすいタイプの香りは変質が早いですが、逆にパチョリやサンダルウッドなどのように、時間とともに香りが増してゆくものもあります。エッセンシャルオイルは変質しても、他の植物オイルのような腐ったような匂いはしませんが、明らかに匂いが変わってしまった場合は、使用をお控えください。変質を避けるため、遮光性のガラス製のボトルに入れてしっかりと栓をし、冷暗所で保管するようにしてください。
希釈レベル
1%希釈のエッセンシャルオイルは、30mlのキャリアオイルに対し、エッセンシャルオイル6滴です。お子様や妊娠中の方は、これ以上の濃度でお使いにならないでください。
注意
エッセンシャルオイルは使用法を誤まると非常に危険です。使用される場合は、各オイルの説明を熟読の上、ご自分の責任の上でお使いください。
日本の店頭販売価格に比べると、あまりに安くて不安に思われる方がいらっしゃるかもしれませんので、どうしてこの価格が実現できているのかを簡単に説明しておきます。まず、エンジェルダムのオイルの価格はカナダで流通している価格とさして変わらないか、それよりも多少安くなっている程度です。日本で精油の価格が高いのは、輸入にかかるコスト、土地の高さからくる店舗コスト、そして何より人件費が高いことに起因していると思います。もし当店が同じことを日本でやれば、価格はたちまち2倍〜3倍に跳ね上がることは確かでしょう。またエンジェルダムでは、イギリスに本拠を置くサプライヤから直接バルクで精油を仕入れ、無店舗販売をしているため、無駄な出費を一切カットしています。これが、カナダで店頭販売している精油より、多少安くなっている理由です。土地代や人件費が比較的安いカナダでも、店舗を構えて店員を雇えば、その分のコストは商品の価格に直接跳ね返ってきます。実際、同じサプライヤから仕入れている店の店頭販売価格をチェックしたことがありますが、当店の販売価格よりもかなり高く設定されています。この価格の差は、店舗のテナント代および店員の人件費以外の何ものでもないと思います。その代わり当店では、箱やキレイなパッケージなどは一切使っていません。何色刷りもの美しいラベルや外箱を使えば、その分だけ確実に値段に反映するからです。ファンシーな箱に入っていれば、それだけ良い印象を与え、売上は伸びるのかもしれませんが、肝心の中身の品質が同じなのであれば、外見にこだわるのは意味がないのではないか?というのが当店の考えです。当店では、精油の品質を落とすことなく、どれだけ他のコストを抑えるかを常に考えています。ですから、安いからといって品質が悪いわけでは一切ないのです。