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   直接匂いをかぐ |
| まず誰にでも簡単にできるのが、エッセンシャルオイルの香りをボトルから直接をかぐこと。気分がすぐれないときやリフレッシュしたいとき、またはリラックスしたいとき、精油のボトルを開けて直接香りを楽しんでください。ふたを開けっぱなしにしておくと、オイルが揮発したり酸化したりしますので、匂いをかぐときだけふたを開けましょう。 |
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   洗面器を使って蒸気を吸入する |
湯気のたったお湯を入れた洗面器にエッセンシャルオイルを1〜2滴落とし、その上に顔を持っていって、立ちのぼる蒸気を吸い込みます。バスタオルなどで頭を覆い、洗面器の上に覆い被さるようにするとスチームサウナのようになり、蒸気が直接のどや鼻に入ってくるので、風邪で鼻がつまったときや喉が痛いときなどに最適の方法です。目はつぶっておきましょう。 |
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   お風呂に入れる |
アロマの香りとともに入浴すると、リラックス効果が倍増するので、初心者にもオススメの方法です。エッセンシャルオイルはお湯に溶けないので、キャリアオイルやバスソルトなどで薄めてから湯船に入れます。エッセンシャルオイル5〜6滴を、{キャリアオイル]なら大さじ1杯程度で薄め、湯船に入れます。
バスソルトを使う場合は、必ず自然塩を使ってください。一度のお風呂にソルト約40g程度が目安です。 | |
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ブレンドレシピのページにバスオイルなどのブレンドがあります |
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   フットバス・ハンドバス |
| やや熱めのお湯を深めの洗面器やバケツに入れ、エッセンシャルオイル3〜4滴をキャリアオイルなどで薄めたものを入れてかき混ぜます。フットバスは、くるぶしより上くらいまでつけてゆっくり温めます。ハンドバスの場合は手をつけながらマッサージをするとより効果的でしょう。 |
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   アロマバーナー・ディフューザーを使う |
アロマいうと、まずこれを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。アロマバーナーは、水をためたお皿に数滴精油を垂らし、下からキャンドルで温めて、水蒸発とともに、香りを部屋全体に徐々にゆきわたらせるものです。バーナーにはいろいろな形のものが売られており、お部屋のインテリアにも最適です。火を見つけているとそれだけで穏やかな気持ちになってきます。
火を灯している最中は部屋を離れたり、寝入ったりしないように気をつけてください。空焚きにも注意。火を使いたくない人には、電気式のディフューザーもあります。これは、火の代わりに電気で精油を温めるもので、子供がいたり、部屋が狭くて火を使いたくない場合などに便利です。 | |
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   マッサージに使う |
| アロマの香りとマッサージの相乗効果で、非常にリラックス効果の高い方法です。エッセンシャルオイルが体温で温められて体じゅうが良い香りに包まれるとともに、エッセンシャルオイルの有効成分が血液の循環を助けるので、心身の疲労が癒されます。
マッサージをする場合、エッセンシャルオイルは必ずキャリアオイルと呼ばれる植物オイルで薄めて使います。エッセンシャルオイルは非常にパワフルですので、濃度には気を配る必要があります。絶対に原液は使わないでください。ボディマッサージの目安は一般成人で2〜3%程度といわれていますが、強いエッセンシャルオイルを使う場合や、敏感肌、子供や高齢の方が使う場合は、0.5〜2%程度に薄めたほうが安心でしょう。肌の弱い方は事前にパッチテストをするなどして、かぶれないかどうかを確かめてから使ってください。
なお持病のある方はマッサージは刺激が強すぎる場合があります。病気の人は医師の診断を受けるようにしてください。妊娠中や、乳幼児の場合、使う精油には細心の注意を払ったほうが良いでしょう。 |
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キャリアオイルのページにもどうぞ |
濃度の目安
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0.5% |
1% |
2% |
3% |
キャリアオイル30mlにつき |
3滴 |
6滴 |
12滴 |
18滴 |
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ブレンドレシピのページにマッサージオイルのレシピがあります |
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   自家製ローションを作る |
基本のブレンドは、ガラスビンに無水エタノール5ml、グリセリン5ml、精製水20mlを加えて、好みのエッセンシャルオイルを6滴(1%)加えて混ぜ合わせます。エタノールがなければ、ウォッカで代用することもできます。光感作用のあるエッセンシャルオイル(主に柑橘系の精油)を使う場合は、使用後は日光に当たらないように気をつける必要があります。 | |
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ブレンドレシピのページにスキンケアのレシピがあります |
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   パックを作る |
カオリンなどのクレイに、好みのエッセンシャルオイルとキャリアオイルを加え、水で溶くと天然のパック剤になります。クレイパックは毛穴にたまった汚れを落とす効果がありますが、それにエッセンシャルオイルを加えることによって、相乗効果が期待できます。
大さじ1〜2杯のクレイを小さじ1杯程度の水か{フローラルウォーター}で溶きペースト状にしてから、エッセンシャルオイル1滴と小さじ1杯程度のキャリアオイルを加えます。クレイパックのほかに、ヨーグルトパック(ヨーグルト大さじ1杯に対しエッセンシャルオイル1滴)、アボカドパック(アボカドの裏ごし大さじ1杯に対し、蜂蜜小さじ1杯、エッセンシャルオイル1滴)などもできます。 |
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   香水を作る |
| エッセンシャルオイルをブレンドして、自分だけの香水をつくることができます。市販のものにくらべると香りの保ちは良くありませんが、自分だけの香水を作るという楽しみにはかえがたいものがあります。
無水エタノール10mlを遮光ビンに入れ、エッセンシャルオイルを適量(20滴〜80滴)入れて混ぜ合わせた後、精製水20mlを加えて良く振ります。その後一日一回ビンを良く振って攪拌させます。約1ヵ月後には香りが熟成します。
エッセンシャルオイルの香りのノートには、トップ(強くフレッシュな香りで持続性がない)・ミドル(ほんのりと香る)・ベース(後から香ってくる香りで持続性がある)の3種類があり、この3種類の中からひとつづつ選んだ組み合わせが良いとされていますが、最初はあまり気にせずにブレンドを楽しむのが良いかもしれません。 |
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香りのノート・トーン一覧はこちら |
ブレンドレシピのページに香水のレシピがあります |
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   その他 |
エッセンシャルオイルには工夫次第でいろいろな使い方ができます。
【ルームスプレー】 ルームスプレーの基本ブレンドは、精製水45ml、無水エタノール5ml、エッセンシャルオイル10滴です。エタノールにエッセンシャルオイルを混ぜてから精製水を入れて、良く振って混ぜ合わせてください。除菌効果のあるクリーナー(ティーツリー、ユーカリなど)でお掃除に、虫除け効果のあるオイル(シトロネラ、レモングラスなど)を使って虫除けスプレーなど、用途に応じてエッセンシャルオイルを変えれば、さまざまなスプレーが作れます。
【ガラスクリーナー】 無水エタノールにオレンジ数滴
【生ごみの匂い消し】 ペパーミントなどを直接ふりかける
【リネンウォーター(洗濯物の香り付け】 精製水500mlにラベンダーなどの好みのエッセンシャルオイル1〜2滴)
【うがい】 コップに温水+ティーツリー1-2滴
【火傷治療】ラベンダーをごく少量、直接塗る
などなど、アイデア次第でさまざまに使えます。 |
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ブレンドレシピのページに日常生活に役立つレシピがあります |