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野菜屋さん

2002年7月6日  「野菜屋さん」

日本では、街角の八百屋さんが手軽なスーパーマーケットにとって代わられて来たように思いますが、ここバンクーバーでは、まだまだ日本よりも野菜屋さんが多いような気がします。

スーパー以外で野菜を買うにはいくつかパターンがあります。一番手軽なのは、モールなどに入っているスーパーマーケット形式の野菜屋さんで、大概スーパーよりも新鮮なものを売っています。次に、生産者が直接経営しているマーケット。これは車でしか行けないような場所にあることが多く、野菜の旬の間だけしか開店されませんが、規模が大きいだけに安く、みんな車で来てはカートいっぱいに野菜を買って帰ります。最後に、農家の方が直接生産物を持ち寄るファーマーズマーケット。これは月に何度か不定期に開かれます。

夏の間は旬の野菜が多いため、どこの野菜屋さんも色とりどりの野菜が店頭に並び、週末ともなると安くて美味しい野菜を目指して多くの人が訪れます。私もそのひとり。今日は、生産者が経営している幹線沿いの野菜屋さんに行ってきました。

今はチェリーとストロベリーが旬。街のあちこちで売られています。私は特にチェリーがお気に入り。旬のチェリーの美味しさを皆さんにお伝えできないのが残念です。行くのが遅かったためか、残念ながら今日はチェリーはほとんど残っていませんでした(悲)。


形式は基本的にセルフサービス。ワゴンに積まれた野菜から、自分の好きなだけ袋につめます。ドサドサと積まれた野菜の重みで、下のものがつぶれていてもお構いなしです。ですから、良いものを買おうと思うと丹念に選ばなければなりません。その作業がまた楽しかったりします。

季節を問わず、どこの野菜屋さんにいってもたくさんの種類があるのがリンゴ。日本のリンゴよりひと周り小さいものばかりです。こちらの人はランチやスナックに良くリンゴを食べるので、持ち歩けて一気に食べられる大きさのものが良いのかもしれません。ちなみに皮は剥かずに食べるのが主流のようです。リンゴは皮を剥くもの、という固定観念のある私は、残留農薬は大丈夫?などと余計な心配をしてしまいます。

こちらのシステムの良いところは、ひとつづつ手にとって納得したものを納得した量だけ買えること。とびきり綺麗なリンゴを丹念に選んで1個だけ買うことだってできます。日本のパック式の買い方に比べて、こちらの方が合理的だとは思いますが、今日のように出向くのが遅れると、つぶれかかった野菜しか残っていないという事態に陥ったりします。

日本にいるときは、野菜を見て旬を感じるということがあまりありませんでしたが、カナダに来て、野菜や果物で季節を感じるようになりました。旬のものは、その季節になると驚くほど安く大量に出回り、旬が終わるとパッタリと見なくなります。日本のようにお金をかけて温室栽培をするような豊かな国じゃないからなのかもしれませんが、旬のものをその季節にだけ食べる、というのが自然でいいなぁ、と思うのです。

さて今日は、トマトとズッキーニを仕入れました。夕食は、自家製バジルとトマトのスパゲティです。

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