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ハリウッドノース

2003年12月18日  「ハリウッドノース」

映画の中でこんな風景が見えたら、バンクーバー。
アメリカのどの街にもなり得る不思議な街です。

ハリウッド・ノースという言葉をご存知でしょうか。直訳すると「北のハリウッド」ですが、実はここバンクーバーのことを指す言葉です。あまり知られていませんが、バンクーバーはハリウッドに次いで北米で二番目に映画産業の盛んな街で、カナダはデジタル映像技術やアニメーション技術の先進国でもあります。

しばらくバンクーバーに滞在された方ならご存知かもしれませんが、ここでは映画の撮影は日常茶飯事。銀色の大きなトラックが十数台止まっていたら、大体ロケ作業中です。少し古い資料ですが、2000年度にBC州で撮影された映画やテレビ番組は193本で、そのほとんどがバンクーバー周辺で撮影されたそうです。

多くの映画がバンクーバーで撮影されているのにも関わらず、あまり映画の街として有名でないのは、撮影された街が「バンクーバー」として登場することがほとんどないからでしょう。これは、バンクーバーは色々な顔を持ち、撮り方によってアメリカのどの街にも見えるからだと言います(つまり映画撮影には持って来いの便利な街ですね)。ある本には、バンクーバーのどの地域がアメリカのどの地域に見えるかという地図まで載っており、それによれば中華街はサンフランシスコ、住宅街はアメリカ中西部、私の住んでいる地域はカリフォルニアだそうです。

海あり山ありのこの街が映画の撮影場所として人気があるのは、他にも理由があります。カナダの高度な映像技術もさることながら、アメリカに比べて人件費が安いこと。これがアメリカの映画会社にとっては大きな魅力のようです。撮影クルーやエキストラもカナダ人を雇用しカナダドルで支払うことによって、映画の総費用を抑えられる上、スターたちも治安の良いバンクーバーに滞在することを好むと言います。もちろん映画の撮影が来るとカナダにとっても雇用機会の促進になるため、カナダ側も映画撮影を誘致しています。

これだけ映画の数が多いので、エキストラなどの募集も良くあります。また、自慢できるような家を持っている人は、登録しておけば映画の撮影に使ってもらえることもあるようです。興味のある方はこちら(BC Film Commission)へどうぞ。ここからも現在撮影中のフィルムのサマリーが見れます。

少し話しはそれますが、バンクーバーはハリウッドのスターたちが別荘を持つ街としても有名です。バンクーバーは都会過ぎず田舎過ぎず、オフの間ゆっくりとくつろぐのに最適な場所。残念ながら私はハリウッドスターを直接見たことはないのですが、市街地に住んでいる人たちなどは、特に映画撮影中などはかなりの確率で誰かを目撃しているようです。しかし、誰だかわかっても周りの人は特に声をかけることもなく、プライバシーを重んじる街の人の雰囲気が、スターたちに心地良いのかもしれません。

バンクーバーで撮影された映画は数知れずありますが、最近の有名なものではシュワルツネッガー主演の「The 6th Day」。クローン人間研究所となっているのは、私が良く行くバンクーバー公立図書館です。この映画は全編バンクーバーのオンパレードなので、バンクーバー在住の人は、見ていると不思議な気分になります。古い映画ですが、バンクーバーから1時間半ほど車を走らせたところにある「ホープ」という町は、シルベスタ・スタローン主演の「ランボー1」が撮影されたところでもあります。テレビシリーズでは「Xファイル」。これはもうバンクーバーでは撮影されていませんが、今でも「FBIのオフィス」や「スカリーのアパート」だった建物を見に観光客が来るそうです。あの番組には色々な街が登場しますが、撮影がすべてバンクーバー周辺で事足りていたというのは、良く考えるとスゴイことです。

ハリウッド事情には疎い私なので、町で大スターにすれ違ってもわからないかもしれませんが、せめて一度くらいは素顔の大スターを目撃して「独り言」のネタにでもしたいところです。

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