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家がまるごと一軒当たる〜プライズホーム

2004年9月8日  「家がまるごと一軒当たる〜プライズホーム」

2004年8月29日の独り言(夏の風物詩〜PNEのフェア)で紹介したPNEのには、もうひとつ有名なものがあります。それは「プライズ・ホーム(Prize Home)」。家がまるごと一軒当たる宝くじです。これは1934年から70年間続いているもので、PNEのフェア会場に、当たる家そのものが設置され、クジ購入するしないに関わらず誰でも入ることができます。ここは並ばなければ入ることができないほどいつも大人気です。

さて賞品の家ですが、これがまさに庶民にとっての「ドリーム・ハウス」。最新式の設備を備えた、大きすぎず小さすぎない海辺の一軒家。もちろんすべての部屋には趣味の良い家具が備え付けられています。場所はバンクーバー郊外のサンシャインコーストと呼ばれる海辺の町で、モーターボート1隻も賞品に含まれており、家の裏側が公園に面しているのでパティオやキッチンからは素晴らしい景色が見れるそうです。価値は時価にして75万ドル(約6700万円)だそうですが、地価が高騰するバンクーバーで同じような家を建てれば億どころではないでしょう。

今年のプライズホーム。海辺のカジュアルな一軒家。プライズには右下のボート一隻も含まれています。一等が当たらなくても、他にBMWやハーレーダビッドソンのバイクなど14台が賞品として用意されています。

この家には地元の企業が協賛しており、それぞれの会社の得意分野が満載されています。今年のプライズホームにどんなものが含まれているかというと…

  • 建物面積3000平方フィート以上(87坪以上)の2階建て木造家屋(リビングルーム、フォーマル・ダイニングルーム、食事できるスペースのあるキッチン、ホームオフィス(書斎)、ホームシアタールーム、ベッドルーム3室、バスルーム3つ、多目的ルーム、屋外パティオ)
  • 半エーカー(約612坪)の土地
  • 家具一式(リビングのソファセットからダイニングセット、ベッドに至るまで展示されている家具すべて)
  • 家電製品一式(リビングおよびベッドルームの大型テレビ/DVDセット、洗濯機、大型掃除機など展示されている家電すべて)
  • キッチン設備すべて
  • ホームオフィス(書斎)設備すべて(パソコン含む)
  • ホームシアター設備すべて(大型プロジェクションTV、DVD、壁埋め込み式サラウンドシステム含む)
  • 屋外パティオの大型ホット・タブ(ジェットバス)、ビルトイン・バーベキュー設備、パティオ家具、屋外用ヒーター
  • スポーツボート 1隻(運搬用トレーラ付)
  • 食料品スーパーの2500ドル(約22万5000円)のギフト券
  • 1年間のミニメイド(ハウスクリーニング)サービス
  • 車二台分のガレージ

それぞれの企業もプライズホームにサービスや商品を提供することで広告にもなることから、この家に備え付けられるものは、その時々で最新スタイルで人気のあるもの。家の構造から家具まで注意深くセレクトされていて、「ああこんな家に住めたらなぁ」と思わせる家です。

*プライズホームの内部の写真が(ほんの一部ですが)ありますので、興味のある方はこのページの下からどうぞ。

入るだけで長い行列ができるほど人気の家ですが、それぞれの部屋を覗きながら口々に「ここ私の部屋ね」「ここで皆で食事できるわね」などと、みんな獲らぬ狸の皮算用をしています(私も含めて…)。それぞれの部屋には解説する人がおり、提供企業の名前はもちろん壁や床の材質まで、細かな質問に答えてくれます。家をくまなく見て回るのは、クジに当たる当たらないは別にして「お宅拝見」しているようで楽しいものです。

気になるクジのお値段は、5枚1組で25ドル(約2200円)。エントリーは白紙のクジを買って、それに名前、住所、電話番号を記入し、PNEに設置された備え付けの箱に入れるという方法です(郵送もできるそうです)。各箱に入ったチケットは最終的に一つの大きな箱に入れられ、フェア最終日の翌日にPNEのプライズホームの前で抽選が行われます。

実は家一軒まるごと当たる宝くじというのは、これだけではなく、他に有名どころとして「BC Cancer Foundation(BC州ガン財団)」や「BC Children's Hospital(BC州こども病院)」のプライズホームがあります。こちらは少し高価でクジ1枚100ドル(約9000円)もしますが、リンク先を見ていただくとわかるように、当たる家ももっとリッチ。特にガン財団の今年のプライズはハリウッドスターも住むというバンクーバーいちの高級住宅地であるウェストバンクーバーの時価2億円以上する家+ベンツ1台+230万円の現金という豪華さ。PNEが庶民の夢の家とすれば、こちらはお金持ちも夢見る家でしょうか。ここまで家が大きいと眠れなさそう…とか、維持費が大変そう…とかをつい考えてしまったりしますが、これは私が庶民の証拠ですね(笑)。宝クジ1枚に100ドル出すのは痛いですが、がん財団やこども病院に寄付すると思えば高くないかもしれません。

さて、PNEのドリームハウスの抽選は昨日でした。夕方6時半に始まる抽選の模様は夕方のCTVニュースで生中継。クジが一杯入った大きなドラムの中から、バンクーバー市長のラリー・キャンベル氏が一枚クジをとりだし、市長自ら当選者に電話をかけます。ここで、もしや自分の家の電話が鳴るのではないかとドキドキしてした人も多いのではないでしょうか(^ ^)。残念ながら私の家の電話は鳴りませんでした。

抽選の模様を生中継したテレビの画面を撮りました。市長がクジを引き(左)、その場で当選者に電話をかけています(右)。
ちなみに画面の白い文字はクローズド・キャプションという耳の不自由な人のための文字放送です。

71回目の今年の当選者は、ドリームハウスのあるサンシャインコーストに住む女性。抽選の後はすぐにリムジンが当選者を迎えに行き、その後報道陣とともにプライズホームを見て回るというのがお決まりなのですが(この模様は夜11時のニュースで報道されます)、今回は少し遠いのでヘリコプターでのお出迎えとなったようです。彼女はPNEでチケットを買ったものの、時間がなくて家の中は見れなかったとのことで、初めて見る家に驚きを隠し切れない様子。現在彼女は、娘さんとお孫さんの3人でトレーラーハウス(日本では馴染みがありませんが、移動可能な造りの簡易一軒家みたいなものです)に住んでいるそうですが、何らかの理由で現在住んでいる土地を売りに出さなければならない状況だったとのこと。その矢先のこのプライズ、まさにドリームです。

このヘリコプターでお迎え。その後に市長や報道陣に囲まれての家の探索です。老人ホームで調理の仕事をしているという彼女は特にキッチン設備に大喜び。シャンペン片手に彼女が見ているのは冷蔵庫です。

日本にこのタイプのクジがあったかどうかは記憶にありませんが、素敵な家に住むことは、まさに家族全員にとってのドリーム。直接お金が当たるよりも夢がありますよね。

PNEのドリームハウスを見に行った時に少し写真を撮りました。興味のある方はこちら(クリックしてください)からご覧になってください。

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