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バーチの樹皮 |
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名称 | バーチ、スィート |
英語名 | Birch sweet |
学名 | Betula lenta |
採油部分 | 樹皮 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留 |
科 | カバノキ科(Betulaceae) |
別名 | B. Capinefolia; Cherry birch; Southern birch; Mahogany birch; Mountan mahogany |
主産国 | 北アメリカ、ロシア、東ヨーロッパ |
香りの系統 |  薬草/カンファー系    ウィンターグリーンに良く似た、スーッとしたメントール様の甘い香り |
香りのノート | トップ |
特徴 | バーチ(樺の木)の樹皮から採れる、刺激的なスーッした香りのオイルです。 オイル成分の95%は天然のメチルサルチル酸で、筋肉の腫れや痛みを抑え、血液循環を高めるため、昔からスポーツ関連の痛みを抑えたり、リウマチや関節炎の治療薬として使われてきました。腫れを抑える働きが非常に強いため、あらゆる筋肉関連の痛みによく効き、肩こりや腱鞘炎などにも効果を発揮します。 シャンプーに加えると、育毛効果もあります。 バーチやウィンターグリーンの香りはアメリカの原住民に好まれ、発汗を促して体を温める飲み物として親しまれてきました。最近ではルート・ビアの香り付けにも使われています。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください ※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
抜け毛(育毛)    ねんざ・筋違い   筋肉痛、けいれん、硬直   リウマチ    | 注意事項 | 妊娠中の人は使わないでください。刺激が強いので、肌の弱い人は肌には使わないでください。 | 相性のよいオイル | シダーウッド、コパイバ・バルサム、サンダルウッド、ペルー・バルサム、スプルース、ローズウッド、バジル、ラベンダー、カユプテ、カモマイル、フランキンセンス、レモン(順不同) | 店長コメント | はじめてバーチの香りをかいだ時、最初に連想したのが市販の肩こり湿布薬。それもそのはず、バーチの主成分であるメチルサルチル酸は筋肉関連の湿布剤にほとんどといってよいほど使われている成分です。しかしメントールやカンフル剤などが加えられている湿布薬とは違い、自然のバーチの香りはほのかに甘く柔らかい香りです。刺激が強いので量には気をつけなければなりませんが、筋肉痛や肩こりなどのマッサージに大活躍します。 バーチとほぼ似た香りにウィンターグリーンがあります。日本ではあまりポピュラーな香りではありませんが、北米ではウィンターグリーンのキャンディーが良く売られています。最初は「サロンパ×」の味がすると気持ち悪がっていた私ですが、慣れるとその爽やかさがクセになり、今ではバーチの香りをかぐと、ウィンターグリーンのキャンディを連想して「美味しそう」とまで思えるようになりました。 |
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