甘くスパイシーで少しシトラス調の香りが混ざり合ったようなエキゾチックな香りのオイルです。カレーなどに入れるスパイスとしても有名で、「香りの王様」とも言われており、特にインド、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東などでは日常的に香辛料として使われています。
エジプト人たちは、カルダモンを香水に入れて使ったり、口臭予防や歯を白くするために噛んだといわれています。
暖かく爽やかなスパイシー系のこの香りは、神経の疲れをとり、ストレスを和らげ、不安感を取り除いてくれます。
また3000年以上前からアーユルベーダや中国の漢方で呼吸器や消化器系統の薬として使われていた歴史があり、鼓腸性の消化不良には特に効果があります。また吐き気やむかつきなどを和らげる効果もあります。また食道楽のローマ人たちは、食べ過ぎで疲れた胃をカルダモンでいたわったとも言われています。
爽やかな中にも深みがありエキゾチックな香りがするため、オリエンタル調の香水や石鹸の香り付けなどに良く使われています。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください
※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
神経の疲れからくる衰弱感   ストレスや神経の緊張を和らげる   
疝痛・コリック   激しい腹痛・さしこみ   しくしくとした腹痛   胸焼け   消化不良・お腹の張り   食欲不振   むかつき・吐き気   
口臭