お菓子に使われるシナモンでお馴染みの、甘くスパイシーな香りのするオイルです。日本名は「肉桂」でニッキと呼ばれており、中国では紀元前2700年から記録が残っている歴史の古いハーブです。スパイスとして使われるシナモンは樹皮から採れるものが多いですが、樹皮からとれるオイルは刺激が強いのでアロマセラピーには、葉から採れた「シナモンリーフ」を使います。
このオイルには緊張をほぐして神経を落ち着かせ、気持ちを元気づけてくれる効果があります。気持ちが不安定になったり、不安から恨みがましい気持ちになったとき、疲労感から無気力になった時などに助けになるでしょう。
香水のブレンドに少量つかうと、オリエンタル風の香りになります。
また下痢や腹痛などの消化器系の不調、生理痛、リウマチなどにも効果があります。このオイルでマッサージすると肌を暖め、発汗を促すので、血行不良やリウマチなどにも良いでしょう。古代エジプト人たちは、シナモンリーフを足のマッサージに使ったと言われています。
シナモンはクリスマスの香りとして有名で、寒い時期に気持ちを暖めてくれる香りとされています。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください
※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
神経の疲れからくる衰弱感   ストレスや神経の緊張を和らげる   
虫さされ   疥癬   うおのめ・たこ   
リウマチ   血行不良・低血圧   
便秘   激しい腹痛・さしこみ   消化不良・お腹の張り   
悪寒   
無月経   出産時の痛みを和らげる   
シラミよけ