20メートル以上にもなる木から採れるオイルで、その赤い実の殻部分から採れるものがメイスと呼ばれ、種の部分から採れるオイルがナツメグと呼ばれます。
この木はもともと消化器系や腎臓疾患に効果があることから、漢方として料理に用いらることが多いスパイスで、消化不良を助けたり、むかつきを抑えたりします。オイルの香りは料理用のナツメグに似ていますが、よりリッチな香りです。暖かいスパイス系の香りは、疲れた心を癒してくれる作用があります。
血液循環を助けるため、血行不良や、神経痛、関節痛、リウマチなどの痛みを和らげる効果もあります。
中世ではナツメグを細かくしたものをラードと混ぜて痔のクリームとして使われていたそうです。今日では、石鹸などの香り付けのほか、デンタルケアやヘアケア製品に良く使われています。
アロマセラピーの香りのブレンドには、ごく少量を加えることによって、全体的に暖かく安心感を与える香りが作れます。
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※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
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出産時の痛みを和らげる