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名称 | ヤロー |
英語名 | Yarrow |
学名 | Achillea millefolium |
採油部分 | 葉、小枝 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留 |
科 | キク科(Asteraceae/Compositae) |
別名 | Milfoil; Common yarrow; Nosebleed; Thousand leafmin |
主産国 | ドイツ、ハンガリー、フランス、旧ユーゴスラビア、アメリカ合衆国、アフリカ |
香りの系統 |  ハーブ系    少し甘めのカンファー調でグリーンぽいフレッシュな香り |
香りのノート | ミドル |
特徴 | 日本ではセイヨウオトギリ草と呼ばれるキク科の植物で、昔から呼吸器や消化器系疾患、傷の治療などに幅広く使われてきたハーブです。昔から神聖な植物とされ、古くはギリシャ神話のアキレスが外傷の治療に使ったと言われています。また中国でも占いに乾燥させたヤローの茎を使うこともあるそうです。 少し甘めの、カンファー調でグリーンぽいフレッシュな香りには、ストレスを和らげる作用があります。特にストレスから来る血圧を下げる効果があり、ゆったりと眠りにつくことができます。 ニキビ、火傷、傷、腫れ、湿疹など皮膚トラブルに幅広く効果があり、頭皮に良く、育毛効果もあるのでヘアリンスなどに混ぜると良いでしょう。 またリューマチ性の関節炎や血栓症、月経困難症などの婦人科系のトラブルにも効果があるとされています。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください ※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
鬱   ストレスや神経の緊張を和らげる   不眠症    乾燥、敏感肌   にきび   瘢痕・妊娠線   皮膚のたるみ    発疹・じんましん   抜け毛(育毛)   湿疹(アトピー)   腫れてヒリヒリする肌   軽い擦り傷・切り傷   火傷   痔   静脈瘤    偏頭痛    リウマチ   関節痛   高血圧    便秘   下痢   激しい腹痛・さしこみ   消化不良・お腹の張り    風邪・インフルエンザ    月経困難症・ひどい生理痛   無月経    | 注意事項 | 特にありませんが、敏感肌の方は濃度に気をつけて使ってください。あまりにも大量に使いすぎると頭痛を起こす可能性があるとも言われています。 | 相性のよいオイル | シダーウッド、パイン、カモマイル、ベティバー、クラリセージ、ローズマリー、ジュニパー、メリッサ、アンジェリカ、ミルラ、フランキンセンス(順不同) | 店長コメント | ギリシア神話のトロイの戦で、戦士アキレスが同胞の傷の手当に使ったことで有名なハーブです。日本ではあまり有名ではありませんが、まさに薬用ハーブというのが相応しいオイルで、オールマイティにすべてをこなすという印象があります。 その薬効は世界じゅうで様々な用途に使われていますが、この神聖なハーブ、ヨーロッパの言い伝えでは、若い女の子がヤローを枕の下に入れて眠ると、未来の夫の夢が見れるとか。根拠のほどはわかりませんが、いかにも不思議な力がありそうと思わせる言い伝えです。 |
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