甘くカンファー系の香りの中に暖かいスパイシーな香りの残るオイルです。
古代から薬草としてや、疫病や胸の病を清める効果があるとされ、場を清めるハーブとして有名で、昔から主に呼吸器や消化器系のトラブルと、リウマチの治療に使われてきました。
その薬草っぽさと甘さが微妙に交じり合った香りは非常に魅力的で、神経を元気付けて不安感やヒステリーのような精神状態を落ち着ける働きがあります。
扁桃腺や喉の痛みを和らげるとともに、呼吸器系の痙攣を抑える働きがあるので、喘息、気管支炎、咳などに効果があるとされています。お湯にたらして蒸気を吸い込むような使い方をすると良いでしょう。
また、耳痛や歯痛などをおさめる効果もあり、打ち身や血圧を調節する働きもあります。
殺菌性があるので、他にも皮膚炎、湿疹などのスキンケアにも使われます。
中世ではシラミ除けのために撒いたと言われています。
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※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
不安な気持ち   神経の疲れからくる衰弱感   ストレスや神経の緊張を和らげる   
湿疹(アトピー)   打ち身   腫れてヒリヒリする肌   皮膚炎   軽い擦り傷・切り傷   
疝痛・コリック   消化不良・お腹の張り   
喘息   気管支炎   カタル   咳   百日咳   慢性咳   喉の痛み   扁桃炎   
無月経   
シラミよけ