数ある精油の中で、もっとも多目的で、もっとも有用なオイルと言われています。その香りのよさと効能から昔から愛用されてきたハーブで、ローマ人たちがラベンダーをお風呂のお湯に入れて使ったため、「洗う」という意味のラテン語「lavare」から、ラベンダーの名が付けられたと言われています。
フローラル調の香りが、不安な気持ちや緊張をほぐし、非常にリラックスした気分にしてくれます。中枢神経のバランスをとり血圧を下げる効果があるので、不眠などに特に良いでしょう。
細胞成長効果や殺菌作用があるので、スキンケアに適しており、火傷、日焼け肌、ニキビ、湿疹などの肌トラブルにも非常に効果的です。
その他、皮脂バランスをとる効果、痛みを鎮めて筋肉を和らげる効果(筋肉痛や頭痛など)、鎮静作用(咳などを鎮める)、消化を助ける効果など、他にも数多くの効能があり、まさにオールマイティーな万能精油と言えるでしょう。
オイルの主成分である Linalyl acetate (酢酸リナリル)が、神経に対してリラックスを促がす成分ですが、この含有量によってラベンダーのグレードが変わってきます。通常、高地で採れるラベンダーほどこの含有量が高くなります。
この含有量は通常40%前後ですが、当店のラベンダーは「ラベンダー40/42」と呼ばれるもので、これは酢酸リナリルの含有量が40-42%であることを保証したものです。他にも一般的なラベンダーのグレードとして38/40、50/52がありますが、50/52は通常「ラベンダー高山種(Lavender High Alpine)」として、もっとも高価なオイルとなります。
アロマセラピーに用いられるラベンダーには、この真正ラベンダー、ラベンダー高山種の他に、カンファーを多く含む種であるスパイク・ラベンダー、さらにこのスパイク・ラベンダーと真正ラベンダーを掛け合わせたラバンディンがあります。
またラベンダーの蒸留過程で得られた{ラベンダーウォーター}も人気があります。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください
※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
不安な気持ち   憂鬱な気分   鬱   ストレスや神経の緊張を和らげる   不眠症   ショック状態   目まい   
オイリー肌   乾燥、敏感肌   シワ、老化肌   にきび   瘢痕・妊娠線   シミ   うっ血、つやのない肌   日焼けした肌   ヘアケア(オイリー)   ヘアケア(ドライ)   
アレルギー   発疹・じんましん   水虫   フケ   湿疹(アトピー)   水膨れ   打ち身   腫れてヒリヒリする肌   皮膚炎   軽い擦り傷・切り傷   火傷   虫さされ   乾癬   疥癬   
偏頭痛   頭痛   耳痛   
ねんざ・筋違い   筋肉痛、けいれん、硬直   リウマチ   腰痛   高血圧   セリュライト・水ぶとり   
疝痛・コリック   過敏性腸症候群   激しい腹痛・さしこみ   消化不良・お腹の張り   むかつき・吐き気   
風邪・インフルエンザ   喘息   気管支炎   カタル   百日咳   喉頭炎・喉枯れ   喉の痛み   
月経困難症・ひどい生理痛   月経前緊張症   出産時の痛みを和らげる   
花粉症   二日酔い   時差ぼけ   口臭   虫よけ