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"from Fleurs plantes et fruits, 1903" |
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名称 | ラベンダー、スパイク |
英語名 | Lavender Spike |
学名 | Lavandula latifolia |
採油部分 | 葉、花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留 |
科 | シソ科(Lamiaceae/Labiatae) |
別名 | L. spica; Aspic; Broad-leaved lavender; Lesser lavender; Spike |
主産国 | フランス、スペイン、北アフリカ、イタリア、旧ユーゴスラビア |
香りの系統 |  フローラル系    強いカンファー調のスッキリした香り |
香りのノート | ミドル |
特徴 | スパイク・ラベンダーは、アスピック油とも呼ばれるラベンダーの一種です。ラベンダーといえば、まず、ラベンダー40/42などの真正ラベンダーが思い浮かびますが、真正ラベンダーの主成分がリラックス効果の高い酢酸リナリルなのに比べ、スパイク・ラベンダーの主成分はシネオールとカンファーで、リラックス効果よりも、リフレッシュ効果が高いタイプのラベンダーです。 真正ラベンダー同様、不安な気持ちや緊張をほぐす効果、細胞成長効果、殺菌作用などを持っており、火傷、日焼け肌、ニキビ、湿疹などの肌トラブル、痛みを鎮めて筋肉を和らげる効果(筋肉痛や頭痛など)、鎮静作用(咳などを鎮める)など、多くの効能がありますが、真正ラベンダーに比べると刺激が強いので、真正ラベンダーのように濃い濃度で使ったり、安眠・リラックス効果を求めることはできません。どちらかというと、ねんざ、筋肉痛、頭痛などに使われることが多いようです。 アロマセラピーに用いられるラベンダーには、このスパイクラベンダーの他に、真正ラベンダー、そしてスパイクラベンダーと真正ラベンダーをかけあわせたラバンディンがあります。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください ※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
神経の疲れからくる衰弱感   ショック状態   目まい    乾燥、敏感肌   にきび   シミ   うっ血、つやのない肌    水虫   フケ   湿疹(アトピー)   水膨れ   軽い擦り傷・切り傷   火傷   虫さされ   白癬   疥癬    頭痛   神経痛・坐骨神経痛   耳痛    ねんざ・筋違い   筋肉痛、けいれん、硬直   リウマチ    疝痛・コリック   激しい腹痛・さしこみ   消化不良・お腹の張り   むかつき・吐き気    喘息   気管支炎   カタル   喉頭炎・喉枯れ   喉の痛み    月経困難症・ひどい生理痛    口臭   シラミよけ    | 注意事項 | 刺激が強いので量には注意して使用してください。 | 相性のよいオイル | ローズマリー、セージ、ラバンディン、ユーカリ、ローズウッド、ラベンダー、ぺティグレン、パイン、シダーウッド、オークモス、パチュリ、クローブ他スパイス系のオイル(順不同) | 店長コメント | スパイク・ラベンダーは、「アスピック油」とも呼ばれ、溶解性に優れているので、油絵を描く際にも使われることがあるそうです。ラベンダーの精油で絵を描くというのも贅沢ですね。 |
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