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from 'Flora de Filipinas Gran edicion' 1880-1883? |
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名称 | イランイラン |
英語名 | Ylang Ylang |
学名 | Cananga odorata |
採油部分 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留 |
科 | バンレイシ科(Annonaceae) |
別名 | Unona odorantissium; Flower of flowers |
主産国 | 南洋諸島、マダガスカル、インドネシア |
香りの系統 |  フローラル系    甘くエキゾチックなフローラル調の香り |
香りのノート | ミドル〜ベース |
特徴 | 「花の中の花」という意味をもつイランイランは、香水にも使われるオイルで、非常にエキゾチックでフローラルな香りがします。怒り、鬱、不安、パニック、恐怖感などのネガティブな気分を取り除き、気持ちを鎮め幸福感をもたらしてくれる香りなので、精神的に不安定な時や、ストレスを感じたとき、眠れない時などに使うと幸せな気分になるでしょう。 皮脂バランスを整える働きがあるので、オイリー肌にもドライ肌にも良く、血行の悪い肌、育毛にも適しています。またホルモンのバランスを正常にするので、催淫効果があり、冷感症、インポテンツなどにも良いとされています。 また高血圧、動悸息切れ、頻脈などにも効果があります。 さまざまな香りと相性が良く、媚薬的な香りがすることから、香水業界では、同じく熱帯の花で高価なジャスミンの代わりとして使われることが多いオイルで、「The Poor Man's Jasmine(貧乏人のジャスミン)」と呼ばれることもあります。イランイランにはいくつかグレードがありますが、蒸留過程の一番最初に抽出される「イランイラン・エクストラ」が香りとしてはもっとも良いとされ、香水に向いた香りで、少量しか採取できないために、もっとも高価です。
オイル効能別一覧より逆引き  − 大まかな精油効能の傾向の参考になさってください ※リストアップの精度により、精油によって項目量に差があります。項目が少ないからといって効能が少ないと限らないことをご了承ください
不安な気持ち   不安な気持ち   憂鬱な気分   憂鬱な気分   鬱   神経の疲れからくる衰弱感   神経の疲れからくる衰弱感   ストレスや神経の緊張を和らげる   ストレスや神経の緊張を和らげる   不眠症   不眠症    オイリー肌   オイリー肌   シワ、老化肌   シワ、老化肌   にきび   にきび   うっ血、つやのない肌   うっ血、つやのない肌    抜け毛(育毛)   抜け毛(育毛)   虫さされ   虫さされ    動悸   動悸   高血圧   高血圧    更年期障害    | 注意事項 | 高濃度・長時間の使用は避けてください(頭痛や吐き気を起こすことがあります)刺激性があるので、敏感肌の人はテストをしてから使用してください。 | 相性のよいオイル | オレンジ・スィート、他オレンジ系の精油、グレープフルーツ、サンダルウッド、ジャスミン、ネロリ、ローズ、ベルガモット、メリッサ、ラベンダー、レモン、ローズウッド、ベティバー、パルマローザ(順不同) | 店長コメント | イランイランは20メートルにも成長する熱帯の植物で、そのピンクから黄色い花は、いかにもトロピカルなまったりした濃厚な香りがします。インドネシアでは、新婚夫婦のベッドにこの花を散らす習慣があるそうです。濃厚で特徴のある香りで、好き嫌いがはっきりと別れる香りではないでしょうか。 強い香りなので、ブレンドする時には量に注意して少量ずつ加えたほうが、失敗せずにすみます。 |
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